2013年12月16日(月)
ネストウエストガーデン土佐~民宿大岐マリン
曇り
7時38分に出発する。このあたりの道はきれいに舗装された広域農道で、車もあまり多くないので、歩きやすい。道案内のシールは少ないが、たまに分岐する場所があると、必ずと言っていいほどシールが貼ってあるので、それにしたがって進む。
四万十大橋を渡る。前回来たときは雨だったので、川は濁っていたが、今回改めてみるとやはり清流だ。
橋を渡り、左折して川沿いに進むと、右手に小祠があり、石仏が安置されている。左手の石仏には弘化という文字がかろうじて読める。
四万十川では船が二艘出て漁をやっている。絵になる風景だ。
そのまま進んでいくと、うどん屋田吾作がある。前回はここで昼食にしたのだが、今回はまだ10時35分といくらなんでも昼食には早すぎる。ここにガソリンスタンドがあったので、地図に載っている「真念庵」の近くにあるドライブイン水車が現在もまだ営業をしているか確認すると、まだやっているという返事だったので、安心して進む。
またここに明治9年の道標があり、「兵庫県 淀川きぬ」と読むことができる。
右手に「大文字」がある。今から約500年ほど前、前関白一条教房が京の混乱を避けて、家領の中村に戻って京都を模した町づくりを行った。東山、鴨川、祇園等京都にちなんだ地名をはじめ、町並みも碁盤状にするなどして、当時の中村は土佐の国府として栄えたという。大文字の送り火も土佐一条家二代目の房家が祖父兼良、父教房の精霊を送るとともに、みやびやかな京都に対する思慕の念から始め、現在まで受け継がれているという。 京都の大文字焼きは有名だが、北九州には小文字山(標高365m)というのがあって、ここでは小文字焼きが行われている。これは昭和22年に福岡県で国体が開催された時に小倉で競輪競技等があり、その選手を歓迎する為に足立山の中腹に「小」の字を掘り込み火を燃やしたのが始まりで、その後、お盆の迎え火となり、現在に引き継がれて夏の風物詩となっている。このようなものはほかの地にもあるのだろうか?
歩いていると手押し車に荷物を一杯に載せたおへんろさんと出会う。野宿をしながら回っているのだろうが、それにしても荷物が多い。「こんにちは」と挨拶すると、「あ~」という返事が返ってきた。
その先に右折する遍路道の案内が立っていたが、見慣れない標識であり、地図にこの道は書かれていない。この先でどこに出るのか、その先もちゃんと標識が立っているのかわからなかったので、321号線を進む。
左手に「今大師寺」がある。ここは明治5年に弘法大師、不動尊、と今大師と呼ばれた王還喜伝坊を祀っているという。
そのすぐ先で伊豆田トンネルに入るが、ここは1620mと長い。ちょうど20分かけてトンネルを抜けると、すぐ先にドライブイン水車の看板が見える。ちょうど昼になったので、ここで昼食にしようと思って進んでみると、なんと閉まっている。営業をやっていないようだ。あらま!と思ったが、どうすることもできないので、そのまま山を下っていく。途中で道は二股に別れており、どちらを通ってもその先で合流しているようだが、下ノ加江の町中の方へ進まなければ店はありそうにないので、左へ進むと、民宿安宿の近くにコンビニがあった。ここで昼食の弁当を買うと、お茶のペットボトルをお接待してくれた。このコンビニはほかの店でも同様にお茶のお接待をしてくれていた。ここを13時35分に出発して進むが、すぐ先から右折して橋を渡って、先ほど分岐した道と合流する。後は321号線を黙々と歩く。
右手に民宿久百々がある。ここは前回お世話になったところで、良くしていただいたところだ。
そのすぐ先で遍路道に入るのだが、うっかり見落としてしまい、321号線を進む。この道は帰途気が付いて歩いた。その先でも321号線と合流したり、遍路道に入ったりしながら進んでいく。このあたりの遍路道はアップダウンが少なく、静かでいい道が多い。
その先で遍路道に入ろうとすると、工事中のため、通ることができないといわれたので、321号線を進んでいくが、この遍路道の出口にあたるところに、きょうの宿である、民宿大岐マリンがある。
15時03分に到着する。ここは海水浴客やサーファーがよく泊まる宿のようだったが、部屋もきれいで、窓からは大岐の浜が一望できて気持ちがよかった。この浜は絶滅危惧種のアカウミガメの産卵場所になっているという。
岩本寺から金剛福寺まで80㎞以上離れているので、今日も参拝するお寺はなく、ただ歩き続けた一日だった。
本日の歩行時間 7時間25分。
本日の歩数&距離 43406歩、30.1km。
7時38分に出発する。このあたりの道はきれいに舗装された広域農道で、車もあまり多くないので、歩きやすい。道案内のシールは少ないが、たまに分岐する場所があると、必ずと言っていいほどシールが貼ってあるので、それにしたがって進む。
四万十大橋を渡る。前回来たときは雨だったので、川は濁っていたが、今回改めてみるとやはり清流だ。
橋を渡り、左折して川沿いに進むと、右手に小祠があり、石仏が安置されている。左手の石仏には弘化という文字がかろうじて読める。
四万十川では船が二艘出て漁をやっている。絵になる風景だ。
そのまま進んでいくと、うどん屋田吾作がある。前回はここで昼食にしたのだが、今回はまだ10時35分といくらなんでも昼食には早すぎる。ここにガソリンスタンドがあったので、地図に載っている「真念庵」の近くにあるドライブイン水車が現在もまだ営業をしているか確認すると、まだやっているという返事だったので、安心して進む。
またここに明治9年の道標があり、「兵庫県 淀川きぬ」と読むことができる。
右手に「大文字」がある。今から約500年ほど前、前関白一条教房が京の混乱を避けて、家領の中村に戻って京都を模した町づくりを行った。東山、鴨川、祇園等京都にちなんだ地名をはじめ、町並みも碁盤状にするなどして、当時の中村は土佐の国府として栄えたという。大文字の送り火も土佐一条家二代目の房家が祖父兼良、父教房の精霊を送るとともに、みやびやかな京都に対する思慕の念から始め、現在まで受け継がれているという。 京都の大文字焼きは有名だが、北九州には小文字山(標高365m)というのがあって、ここでは小文字焼きが行われている。これは昭和22年に福岡県で国体が開催された時に小倉で競輪競技等があり、その選手を歓迎する為に足立山の中腹に「小」の字を掘り込み火を燃やしたのが始まりで、その後、お盆の迎え火となり、現在に引き継がれて夏の風物詩となっている。このようなものはほかの地にもあるのだろうか?
歩いていると手押し車に荷物を一杯に載せたおへんろさんと出会う。野宿をしながら回っているのだろうが、それにしても荷物が多い。「こんにちは」と挨拶すると、「あ~」という返事が返ってきた。
その先に右折する遍路道の案内が立っていたが、見慣れない標識であり、地図にこの道は書かれていない。この先でどこに出るのか、その先もちゃんと標識が立っているのかわからなかったので、321号線を進む。
左手に「今大師寺」がある。ここは明治5年に弘法大師、不動尊、と今大師と呼ばれた王還喜伝坊を祀っているという。
そのすぐ先で伊豆田トンネルに入るが、ここは1620mと長い。ちょうど20分かけてトンネルを抜けると、すぐ先にドライブイン水車の看板が見える。ちょうど昼になったので、ここで昼食にしようと思って進んでみると、なんと閉まっている。営業をやっていないようだ。あらま!と思ったが、どうすることもできないので、そのまま山を下っていく。途中で道は二股に別れており、どちらを通ってもその先で合流しているようだが、下ノ加江の町中の方へ進まなければ店はありそうにないので、左へ進むと、民宿安宿の近くにコンビニがあった。ここで昼食の弁当を買うと、お茶のペットボトルをお接待してくれた。このコンビニはほかの店でも同様にお茶のお接待をしてくれていた。ここを13時35分に出発して進むが、すぐ先から右折して橋を渡って、先ほど分岐した道と合流する。後は321号線を黙々と歩く。
右手に民宿久百々がある。ここは前回お世話になったところで、良くしていただいたところだ。
そのすぐ先で遍路道に入るのだが、うっかり見落としてしまい、321号線を進む。この道は帰途気が付いて歩いた。その先でも321号線と合流したり、遍路道に入ったりしながら進んでいく。このあたりの遍路道はアップダウンが少なく、静かでいい道が多い。
その先で遍路道に入ろうとすると、工事中のため、通ることができないといわれたので、321号線を進んでいくが、この遍路道の出口にあたるところに、きょうの宿である、民宿大岐マリンがある。
15時03分に到着する。ここは海水浴客やサーファーがよく泊まる宿のようだったが、部屋もきれいで、窓からは大岐の浜が一望できて気持ちがよかった。この浜は絶滅危惧種のアカウミガメの産卵場所になっているという。
岩本寺から金剛福寺まで80㎞以上離れているので、今日も参拝するお寺はなく、ただ歩き続けた一日だった。
本日の歩行時間 7時間25分。
本日の歩数&距離 43406歩、30.1km。
旅の地図
記録
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2013年11月19日(火)
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2013年11月20日(水)
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2013年11月21日(木)
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2013年11月22日(金)
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2013年11月23日(土)
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2013年11月24日(日)
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2013年11月25日(月)
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2013年11月26日(火)
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2013年12月07日(土)
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2013年12月08日(日)
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2013年12月09日(月)
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2013年12月10日(火)
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2013年12月11日(水)
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2013年12月18日(水)
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2013年12月19日(木)
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2013年12月20日(金)
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2013年12月21日(土)
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プロフィール
歩人
かっちゃん