2006年09月20日(水)
高畠旅館~小平町鬼鹿 三上旅館
歩数:26047歩 移動距離:18.2km
台風13号は午前6時ごろ石狩市辺りに再上陸をしたとのこと。
この台風、私の行くところについてくる感じだ。
朝起きて外を見ると苫前では雨が降っているだけで風は吹いていない。今日は距離が短いため、雨が上がってから出発することにしていたが8時ごろには止む。しばらく様子をうかがっていたが大丈夫そうなので8時50分に出発する。
ところが宿を出て10分もしないうちにまた雨が降り出した。おまけに風まで出てきて、傘を差しても濡れてしまうため丁度近くにあったバス停の小屋に飛び込む。しばらくすると止んだので歩き始めると又降ってくる。またバス停に入って雨宿りということを繰り返す。
バス停だが寒さ、雪対策なのだろうが、ほとんどの停留所に小屋が設置されている。これは便利だ。休憩場所として最適なのである。中にはベンチがあり寝転ぶこともできる。野宿にも使えると思った。
やがて10時半を過ぎる頃から雨は上がり、時折晴れ間ものぞくようになって来た。有難い。四国の時は何が何でも歩くぞという思いが強く、雨の時は暑さが柔らぐことから、晴れるよりも雨のほうがいいと思っていたが、北海道ではそこまでの気合が入っていないため、できるならば雨の中は歩きたくなかった。結局今回の北海道の旅は最後まで天候に恵まれとても助かった。
国道232号線を更に歩いていくと丘の上に数多くの風力発電の風車が林立している場所に行き当たる。「上平グリーンヒルウインドファーム」と名前がつけられており、39基の風車が回っている。天塩の風車は横一列に並んでいたが、ここではバラバラに建てられている。このあたりは風が強いのだろう。風力発電の風車が数多く見受けられるが、39基もの風車が固まってあるのは他にはあまりなかった。丘の上に上ってしばし見物する。
丘を下ると海岸線にでる。
ここからは右手に日本海、左手に丘陵地帯という単調な道が続く。とにかく延々と続く。結局丸二日間こういう状況が続いた。たまに集落があるが、人の姿が全く見えない。誰にも会わない。集落の家は海に面したほうに高い板囲いをしている。強風を防ぐためなのだろう。住めば都とは言うものの、このような土地での生活はさぞ大変だろうと思う。
今日は完璧な一人旅。一日中日本海を眺めながら無言の行を行う。民宿三上旅館には14時40分に到着。距離が短かったため雨宿りをしながらでも早く着いた。
この宿は海辺に立っているため、台風一過のきれいな夕日が部屋の窓から見えた。北海道の夕日、なかなかロマンチックではある。明日もいい天気なのだろう。
宿では夕食時、社会福祉法人に勤めておられる若い女性Kさんと一緒になる。この女性が勤めている法人(南富良野からまつ園)が今度障害者の雇用の場として製パン業への進出を検討しており、その研修のために南富良野からきているとのこと。一ヶ月間ほどこの民宿に泊り込んでいるそうだ。話を聞いているとひたむきさが伝わってきて好感が持てる女性だった。私の会社でも福祉分野関連の事業展開を行っていた関係もあり、また昼間の無言の行の反動もあってよく喋った。どうせやるなら日本一のパン創りに挑戦しては、とハッパをかける。この宿の代金、一泊二食で4300円だった。安い!
国道を歩いていると1km毎に標識が立っている。それで万歩計を使って一歩あたりの歩幅を算出してみると72cmと出た。四国の時は山を歩くことが多かったため一歩65cmで計算をしたが北海道は平地がほとんどということもあり歩幅がかなり伸びている。一応距離計算は一歩70cmとすることにする。
台風13号は午前6時ごろ石狩市辺りに再上陸をしたとのこと。
この台風、私の行くところについてくる感じだ。
朝起きて外を見ると苫前では雨が降っているだけで風は吹いていない。今日は距離が短いため、雨が上がってから出発することにしていたが8時ごろには止む。しばらく様子をうかがっていたが大丈夫そうなので8時50分に出発する。
ところが宿を出て10分もしないうちにまた雨が降り出した。おまけに風まで出てきて、傘を差しても濡れてしまうため丁度近くにあったバス停の小屋に飛び込む。しばらくすると止んだので歩き始めると又降ってくる。またバス停に入って雨宿りということを繰り返す。
バス停だが寒さ、雪対策なのだろうが、ほとんどの停留所に小屋が設置されている。これは便利だ。休憩場所として最適なのである。中にはベンチがあり寝転ぶこともできる。野宿にも使えると思った。
やがて10時半を過ぎる頃から雨は上がり、時折晴れ間ものぞくようになって来た。有難い。四国の時は何が何でも歩くぞという思いが強く、雨の時は暑さが柔らぐことから、晴れるよりも雨のほうがいいと思っていたが、北海道ではそこまでの気合が入っていないため、できるならば雨の中は歩きたくなかった。結局今回の北海道の旅は最後まで天候に恵まれとても助かった。
国道232号線を更に歩いていくと丘の上に数多くの風力発電の風車が林立している場所に行き当たる。「上平グリーンヒルウインドファーム」と名前がつけられており、39基の風車が回っている。天塩の風車は横一列に並んでいたが、ここではバラバラに建てられている。このあたりは風が強いのだろう。風力発電の風車が数多く見受けられるが、39基もの風車が固まってあるのは他にはあまりなかった。丘の上に上ってしばし見物する。
丘を下ると海岸線にでる。
ここからは右手に日本海、左手に丘陵地帯という単調な道が続く。とにかく延々と続く。結局丸二日間こういう状況が続いた。たまに集落があるが、人の姿が全く見えない。誰にも会わない。集落の家は海に面したほうに高い板囲いをしている。強風を防ぐためなのだろう。住めば都とは言うものの、このような土地での生活はさぞ大変だろうと思う。
今日は完璧な一人旅。一日中日本海を眺めながら無言の行を行う。民宿三上旅館には14時40分に到着。距離が短かったため雨宿りをしながらでも早く着いた。
この宿は海辺に立っているため、台風一過のきれいな夕日が部屋の窓から見えた。北海道の夕日、なかなかロマンチックではある。明日もいい天気なのだろう。
宿では夕食時、社会福祉法人に勤めておられる若い女性Kさんと一緒になる。この女性が勤めている法人(南富良野からまつ園)が今度障害者の雇用の場として製パン業への進出を検討しており、その研修のために南富良野からきているとのこと。一ヶ月間ほどこの民宿に泊り込んでいるそうだ。話を聞いているとひたむきさが伝わってきて好感が持てる女性だった。私の会社でも福祉分野関連の事業展開を行っていた関係もあり、また昼間の無言の行の反動もあってよく喋った。どうせやるなら日本一のパン創りに挑戦しては、とハッパをかける。この宿の代金、一泊二食で4300円だった。安い!
国道を歩いていると1km毎に標識が立っている。それで万歩計を使って一歩あたりの歩幅を算出してみると72cmと出た。四国の時は山を歩くことが多かったため一歩65cmで計算をしたが北海道は平地がほとんどということもあり歩幅がかなり伸びている。一応距離計算は一歩70cmとすることにする。
旅の地図
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プロフィール
歩人
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