2008年04月27日(日)
あとがき
20日間に及ぶ奥州街道後半戦(仙台~竜飛岬)を無事終えて4月27日に青森から羽田経由で福岡に帰ってきました。終わってみればいつものことですが、アッという間の旅だったように感じます。しかしこうしてHPを作成してみると随分色々なことがあったのだなぁと改めて思ってしまいます。
今回の旅の特徴はまず第一に、地元の方々とのふれあいが数多くあったということです。これまで色々な街道を歩いてきましたが、これほど地元の方々と触れ合うことができた街道歩きは初めての経験でした。鐙さんをキーとして、各県の街道交流会議の皆さんとの出会いはとても新鮮でした。こういった街道会議という組織は他の地にもあるのかもしれませんが、東北地方が最も盛んなのではないかと思いました。そして皆さんそれぞれが奥州街道というものにとても愛着を持っておられ、その思いがこの会議の基本に脈々と流れている。だからこそこういった強いネットワークが構成されているのだろうと思いました。そういったネットワークの方々に今回お会いすることができたということは本当によかったと思っています。
街道会議以外の方々とのふれあいも随分ありました。事前調査の段階でとても親切に現地のことを教えていただいたことから、その地を歩く際にご連絡をさせて頂いてお会いすることができ、更には旧道をわざわざ時間をとって案内をしていただいた方もいらっしゃいました。道を尋ねたことをきっかけにして、HPに書き込んでいただいた方もおられました。
また、思いがけず二つの新聞に記事を掲載していただき、そのことで各地で声をかけていただいたことやHPへの書き込みもしていただいたこともとても大きな励みになりました。
これら全てを東北地方の地域性、東北人気質ということで一括りにしていいものではないとは思いますが、でも本当に温かい心からの応対にとても感謝いたしております。九州の人間である私にとって、これまで東北地方という場所は遠い存在でしたが、今回の旅で一気に親密感を抱く場所に変わってしまいました。
東北地方の風景も桜と新緑の季節ということもあってとても素敵でした。街道も昔の姿が残っている場所がかなりあり、これらは今後も大切に保存されてほしいと強く思いました。と同時に折角こんなにいい街道が残っているのですから、世間の人にもっと多く、奥州街道というものを知ってほしい、歩いて欲しいと思いました。また、今回歩いた中で計測すると、宿場間を道を間違うことなく歩くと約488kmでしたが、我々は約537kmを歩いています。この49kmの超過分のかなりの部分が道を間違ったことによるものです。まぁそれはそれで楽しい思い出にはなりますが、もう少し標識があればこの誤差は少なくなるはずです。それに折角歩くのであればできる限り旧道を忠実に歩きたいと皆さん思うはずです。それが実現できるような環境の整備をぜひお願いしたいと思います。
今回はもう一つ、初めて経験をしたことがあります。それは三好さんと一緒に歩いたことです。これまで歩きは全て一人でした。四国を歩いたときも同じ方向を歩いていても、歩く際は別々で宿に着いてお話をするという感じでした。今回は最初から最後まで三好さんとご一緒させていただきましたが、三好さんはとてもいい方で終始気持ちよくご一緒させていただくことができました。特に三好さんは昨年、街道交流会議に参加されていたということから、今回お会いした皆さんの中で顔見知りの方もおられ、より円滑な関係を築かせていただいたと思っています。また、私に対しても色々と心配りをしていただき、快適な毎日を送ることができたことをとてもありがたく思っています。
こうして今回の旅はずべての面でとても素晴らしい、記憶に残る旅になりました。今年は11月に奥州街道会議が仙台で開催されるご予定とお聞きいたしております。折角できたご縁ですので、ぜひ参加をさせていただこうと思っています。東北地方の皆さん、本当にお世話になりました。ありがとうございます。そして、これからもよろしくお願い申し上げます。
今回の結果。
歩行時間合計 155時間51分
歩数&歩行距離合計 788,463歩、537km.。
宿場間距離合計 488km。(街道を間違うことなく歩いた場合の距離です)
今回の旅の特徴はまず第一に、地元の方々とのふれあいが数多くあったということです。これまで色々な街道を歩いてきましたが、これほど地元の方々と触れ合うことができた街道歩きは初めての経験でした。鐙さんをキーとして、各県の街道交流会議の皆さんとの出会いはとても新鮮でした。こういった街道会議という組織は他の地にもあるのかもしれませんが、東北地方が最も盛んなのではないかと思いました。そして皆さんそれぞれが奥州街道というものにとても愛着を持っておられ、その思いがこの会議の基本に脈々と流れている。だからこそこういった強いネットワークが構成されているのだろうと思いました。そういったネットワークの方々に今回お会いすることができたということは本当によかったと思っています。
街道会議以外の方々とのふれあいも随分ありました。事前調査の段階でとても親切に現地のことを教えていただいたことから、その地を歩く際にご連絡をさせて頂いてお会いすることができ、更には旧道をわざわざ時間をとって案内をしていただいた方もいらっしゃいました。道を尋ねたことをきっかけにして、HPに書き込んでいただいた方もおられました。
また、思いがけず二つの新聞に記事を掲載していただき、そのことで各地で声をかけていただいたことやHPへの書き込みもしていただいたこともとても大きな励みになりました。
これら全てを東北地方の地域性、東北人気質ということで一括りにしていいものではないとは思いますが、でも本当に温かい心からの応対にとても感謝いたしております。九州の人間である私にとって、これまで東北地方という場所は遠い存在でしたが、今回の旅で一気に親密感を抱く場所に変わってしまいました。
東北地方の風景も桜と新緑の季節ということもあってとても素敵でした。街道も昔の姿が残っている場所がかなりあり、これらは今後も大切に保存されてほしいと強く思いました。と同時に折角こんなにいい街道が残っているのですから、世間の人にもっと多く、奥州街道というものを知ってほしい、歩いて欲しいと思いました。また、今回歩いた中で計測すると、宿場間を道を間違うことなく歩くと約488kmでしたが、我々は約537kmを歩いています。この49kmの超過分のかなりの部分が道を間違ったことによるものです。まぁそれはそれで楽しい思い出にはなりますが、もう少し標識があればこの誤差は少なくなるはずです。それに折角歩くのであればできる限り旧道を忠実に歩きたいと皆さん思うはずです。それが実現できるような環境の整備をぜひお願いしたいと思います。
今回はもう一つ、初めて経験をしたことがあります。それは三好さんと一緒に歩いたことです。これまで歩きは全て一人でした。四国を歩いたときも同じ方向を歩いていても、歩く際は別々で宿に着いてお話をするという感じでした。今回は最初から最後まで三好さんとご一緒させていただきましたが、三好さんはとてもいい方で終始気持ちよくご一緒させていただくことができました。特に三好さんは昨年、街道交流会議に参加されていたということから、今回お会いした皆さんの中で顔見知りの方もおられ、より円滑な関係を築かせていただいたと思っています。また、私に対しても色々と心配りをしていただき、快適な毎日を送ることができたことをとてもありがたく思っています。
こうして今回の旅はずべての面でとても素晴らしい、記憶に残る旅になりました。今年は11月に奥州街道会議が仙台で開催されるご予定とお聞きいたしております。折角できたご縁ですので、ぜひ参加をさせていただこうと思っています。東北地方の皆さん、本当にお世話になりました。ありがとうございます。そして、これからもよろしくお願い申し上げます。
今回の結果。
歩行時間合計 155時間51分
歩数&歩行距離合計 788,463歩、537km.。
宿場間距離合計 488km。(街道を間違うことなく歩いた場合の距離です)
旅の地図
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プロフィール
歩人
かっちゃん